電験は5択になっており、勘でも20%の確率で正解します。
さらに2つ程の回答は間違いである事が勉強すれば比較的早くわかります。
ある程度は、点を取る事ができる様になるのですが、合格点まで達する残りの1〜2問の正解までは非常に大変です。
私自身、1年目に電力と機械に合格し、2年目で理論と法規に挑みました。
法規は、合格まで比較的余裕を持った点数でした。
確か70点近くだったと思います。
しかし、理論は合格点60点のところ、50点でした・・・。
よくよく間違った問題を見ると公式の数字が1文字も違っていただけでしたが、結果、2問不正解(10点分)となり、不合格・・・。
公式をしっかり覚えていれば、2年目で合格もありえたので悔しかったですね。
そして3年目。
ここで理論に合格できないと、1年目に合格した電力と機械の科目合格が取り消しになるので必死でした。
理論だけでしたので、とにかく半年前くらいからひたすら勉強をしました。
平日は3〜4時間、週末は6時間くらい勉強をして、試験に挑むことに。
しかし、自己採点すると55点・・・。
かなりガックリときたのを覚えています。
合格点が引き下げられて55点の年も多いので、諦めずに発表を待つことにしました。
合格発表まで3ヶ月くらいだったと思いますが、結果は合格!
晴れて免状を手にしました。
もう、合格までは生きた心地がしなかったですね。
残り1年は理論だけに特化して勉強してもこの程度かと思うと情けない気持ちもあり、合格は嬉しかったですが、悔しい思いもありました。
50点くらい取れる様になってからが本番といった感じです。
もし、なかなか合格点に届かないと悩んできる人がいましたら、まさに最後の壁と思い、頑張っていただきたいです。
電験はどの年も高難度な問題が2、3問出題されます。
そういった難しい問題を時間をかけても解けないと感じた時は、回答を終えた問題で間違いが無いことを確認する方がいい時もあります。
私が2年目で理論に不合格となったのは、覚えていたはずの公式をあっせて間違ったことでした。
公式をキチンと覚えて、計算力をつけておく。
そういった地力を高めることで、残り1〜2問を解ける様になると思います。
日々の勉強を頑張りましょう。