電験3種の試験勉強方法について①

私が電験3種に合格した際の勉強方法を紹介します。

合格するまでには5年を要しました。

20台後半から勉強して30代前半で合格です。

初めの2年間は、だらだらと勉強をしていました。

残り3年は、毎年、かなり真剣に取り組んで勉強を実施。

何とか合格しましたが、かなりギリギリでした。

少なくとも4〜6ヶ月前から勉強を始めました。

もちろん出来る時は毎日です。

お昼休憩は、すべて電験の勉強に当てていました。

30分の休憩時間で1問じっくりととけば、半年で180問近くと解くことが出来ます。

この1問、1問の積み重ねが大事だと感じました。

もちろん30分で解けるだけ解いてもいいです。

電験の問題は、ある1問を理解するのに何時間もかかることがよくあります。

暗記系の問題は、覚えればいいので時間をかければ解けると思います。

しかし、計算問題は、そうはいきません。

計算が出来なければ解けないのです。

数字に強くないと解けないか?と思われるかもしれませんが、もちろん強ければ強いほどいいのです。

計算問題も、公式を暗記、過去問題との類似点から回答を予測出来るようになれば、数字に強くなくても解けるようになります。

そして電験は、計算問題を解けるようにならなければ合格は難しいと思います。

計算問題は、苦手で解けないから無理と、諦めるのは早いです。

私は、小学校、中学校と数学は最低評価でした・・・。

先ほど述べたように、公式は暗記し、過去問題を繰り返すことで対応が出来るようになります。

足し算、引き算、掛け算、割り算。

基本的にこの4つの計算でほとんどの問題が成り立っています。

ルートも掛け算の延長ですので、慣れれば大丈夫だと思います。

諦めずに続けて欲しいです。

理論、電力、機械、法規のすべての科目で計算問題が出題されますので、まずは計算問題を中心に勉強を行いましょう。

理論を合格、その後に電力、機械、法規の合格が理想的な流れだと感じています。

何故なら理論で必要な知識は、その他の科目すべてで必要だからです。

法規の問題でも漏電に関する出題で必要になります。

それと理論は、最初に始まる試験なので、先に合格しておけば、科目合格を持ち越せる翌年に、朝ゆっくりと会場に向かい、落ち着いて試験を受けることができるメリットもあります。

ちなみに私の合格は、

1年目:電力、機械

2年目:法規

3年目:理論

と理想の真逆でした・・・。

2年目は、朝に理論を受けて、夕方の法規まで長いこと長いこと・・・。

(さらに理論は2年目は不合格・・・)

もちろん1年ですべての科目合格が理想です。

ただし、3年以内に4科目を合格すればいいので、忙しい社会人などは、狙いを絞って勉強を行う方が、現実的かもしれません。

簡単な科目はないので、全科目を1年で合格しようと頑張りすぎて体を壊したり、モチベーションが続かないのはよくありません。

まずは勉強の習慣をつけるところからだと思います。

1分でもいいので毎日行いましょう。

重い腰でも少し勉強すると30分くらい出来たりするものです。

人間は、初めに大きな抵抗を感じますが、動き出すと続けることが出来ます。

少しでもいいので毎日行いましょう。

それと勉強の時間帯です。

勉強の時間帯は、朝が理想と個人的には感じています。

疲れがなく頭が冴えているからです。

しかし、朝にどうしても勉強を行えない人もいることでしょう。

内容を理解し、頭に入ればどんな勉強方法でも構いません。

自分なりに試行錯誤しながら進め、理想の時間帯を見つけましょう。

私は、

○平日

朝:1時間

昼:30分

夜:3時間

(合計:4時間30分)

○休日

朝:3時間

昼〜夜:3時間

(合計:6時間)

と、これくらいの勉強時間でした。

休日の3時間が一番頭に入りましたね。

難しい問題は、休日の朝に勉強をしました。

平日は、暗記系を頑張って、休日は理解するなどメリハリをつけるのもいいと思います。

まずは毎日勉強を行う。

これが最も重要なことです。

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